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ひったくり:今年上半期、前年比2割減 防犯カメラ、検挙に一役
2011年07月26日
ひったくり減少傾向か--。府警犯罪対策室は20日、今年1~6月の府内で起きたひったくりの件数は888件で、前年同期比で2割以上減少したと発表した。6月末時点では神奈川県(923件)に次ぐワースト2位となった。防犯カメラの増加などが検挙につながっているという。府警は「ひったくりは夏場に増加する傾向にある」と引き続き警戒している。ひったくりの件数は昨年、35年ぶりに全国ワースト1を返上している。
府警によると、街頭犯罪に含まれる八つの手口の合計は、6月末時点で3万2946件。これは東京に次ぐワースト2位。手口の中で、路上強盗(102件)▽オートバイ盗(4263件)▽車上狙い(6898件)▽部品狙い(5225件)--は全国最悪。このため、府警は盗難防止策などを取るよう注意喚起している。