店長日記
商店街に防犯カメラ!
2010年10月12日
福岡市早良区の西新、藤崎、高取の3地区の商店街が16台の防犯カメラを設置し、3日から運用を始めた。3地区の商店街周辺は早良署管内で発生した街頭犯罪のうち約1割が集中しており、犯罪の抑止効果を狙う。
同署によると、昨年、管内で起きたひったくりや自転車盗などの街頭犯罪約4300件のうち、約400件が3地区の商店街周辺で発生。西新中央商店街の裏通りの路地は、少年による恐喝事件が頻繁に起きることから地元で「恐喝通り」と呼ばれているという。
これを受け、同署が6月から商店街側に呼び掛け、7商店街と1町内会が約1キロにわたって電柱などにカメラを設置した。費用は1台当たり月3千円程度で各商店街が負担する。西新商店街連合会の鳥巣勲会長(59)は「犯罪を抑止して、子どもからお年寄りまで買い物を楽しめる商店街にしたい」と話している。