2010年04月07日
JR東日本と東京臨海高速鉄道は、埼京線(大宮―大崎)を走る全40編成に痴漢防止目的の車内防犯カメラを設置すると発表したそうだ。今年末までに設置を終え、常時撮影するという。カメラは最も混雑し、被害が多かった1号車(大宮側)の天井に4台設置して撮影、捜査機関から要請があった場合だけ提供するそうだ。
埼京線は首都圏で痴漢被害が最も多いとされ、昨年12月から2編成で、客室内に防犯カメラを全国で初めて試験導入して効果を検証していた。警視庁によると、埼京線では今年に入り痴漢被害が大きく改善し、このうち1~2月の強制わいせつ事件は3分の1に減ったという。